2019年10月4日〜10月14日に開催した個展「Dead Souls」について

人生で二度目の個展となりました今回、たくさんの方に来ていただきありがとうございました。好意的なご意見をたくさんいただけたのですが、私としてはコンセプトの詰めが甘く、解説していてしどろもどろになったり、至らない点が多々あったことをここにお詫び申し上げます。

コンセプトとしては孤独、様々な風景の中に浮かんでいる頭骨の化石は自分自身を表しており、一人で行った場所などに孤独に佇んでいる様子を表現したいという意図がありました。とはいえ最初は化石を描きたいという欲求がまずありそれと同時に博物館で化石を眺めていると、ある種の悲しさを感じたことや当時の自分が感じていた悲しさなどが重なり、今回のシリーズが作られました。

個展が始まる前はだいぶ自信をなくしており、どうなることかと思いましたが、一人また一人と来ていただいたお客様から様々な感想を頂戴し、作品や作品集を購入していただいて少しづつ自信が芽生えてきました。実際この個展が終わったらもう絵は描かないかもしれないとも思っていたのですが、お客様の言葉に勇気をいただき、今後も絵を描き続けていこうと思いました。本当にありがとうございました。

0コメント

  • 1000 / 1000