2022年10月21〜31日に開催した個展「NEW HOPE」について

会田誠さんに頼った前回と比べて来客数の減少が顕著だった。

コロナのせいもあると思うが。

病気のことを告知文のトップに持ってきたのも失敗だったかもしれない。

近況をお話しすると

2020年10月から2021年3月までの約半年間入院していました。

癌だった母が亡くなり、ショックで薬を絶ってしまい、症状が一気に悪くなり、入院。

病院では楽しく入院生活を送っていたが、治療方針を注射にしたのが間違いだった。

薬が抜けて、症状が出てきてしまい、また暴力的な行動をとってしまい(プラスチックのたらいをドアに向けて思いっきり投げて破壊)、また隔離部屋で身体拘束を受けた。

そこでは幻覚が激しくて、照明がカーッと強くなると、幻覚に耐えられなくなり横を向いて嘔吐していた。今度移った病棟は、犯罪者予備軍みたいな人が沢山いる病棟だった。

環境は明らかに悪くなり、携帯電話もなかったので新聞を買って読んでいた。

スケッチブックにもいろいろ描いた。

入院する前とは違い明らかに薬の量は増えたし、そのせいでパフォーマンスが落ちるのを感じた。そんな中で今回の個展に向けて制作をしていると、入院前のように描けなくなっていた。

そこでもう自分は病気なんだと開き直ることが必要だと感じた。しかし来てくれるお客さんにとっては、作家が病気だろうが健康であろうが、展示した作品が良いか悪いかという点が重要だということ。個展の告知文をTwitterに載せると、明らかに反応が無くなった方がいたのは辛かった。

やっぱり告知は大事だということを痛感しました。

そんな中でも足を運んでくださった方々には感謝しかありませんが、前回の個展(2019年10月4日〜14日)よりも良いと言ってくれた友人がいたのは救いだった。

これからの制作ははっきり言って不透明で、今はデジタルでちまちま描いているが、前回、前々回の個展の時のように大きな油絵などは描かないかもしれない。(わからない)

制作意欲もあまり湧かないし、またもや筆を折ることになるかもしれないが、生暖かい目で見守っていただけると幸いです。

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